ワードプレスを使っている方ならサイトの表示速度って意識しますよね。
そういう時って、Google検索などで『ワードプレス 高速化』とか『表示速度』とかって探したりすると、高速化プラグインがたくさん出てきます。
で、高速化プラグインは導入する時にはかなり注意をしなければいけません。
その理由は、高速化プラグインには、キャッシュ機能というのがついているからです。
今回は、高速化プラグインを利用する前に知って欲しい「キャッシュ」についてをワードプレス専門家のわたしが解説をします。
YouTube動画でも解説
そもそもキャッシュとは?
キャッシュ機能について、知らない方が多いですので、その説明をしたいと思います
と、偉そうに言っているわたしも、ワードプレスをみっちり勉強するまでは、「キャッシュって?」という状態でした。w
キャッシュとは、コンピューターシステムの専門用語で、ある領域から他の領域に情報を転送する際に、その中間で作用して遅延を隠蔽するシステムです。
調べたらこう書いてあったんですが、分かりにくいですよね…(^▽^;)
画像でご説明します。
例えば、あなたがパソコンで調べものしたりします。
検索したときってサーバーを介して調べたページが表示されるようになってるんです。(上記の図のような感じです)
けれど、ここでキャッシュ機能が働くと間にあるサーバーを短縮してページを開くことができるんです。
一度見たホームページのデータをブラウザの中に一時保存して、速く表示できるようにする機能がキャッシュ機能になります。
キャッシュ機能の注意点
キャッシュ機能は、凄く便利な機能なんで、ぜひとも導入したいですよね。
ですが、結構キャッシュ機能は、ワードプレスで不具合が起こりやすいものになるので注意が必要なんです。
もし、ワードプレスで不具合が起こって、ワードプレスが開かなくなったとします。
そういったときは、単純にプラグインを削除してしまえば直るだろうと思うんですけど、キャッシュ系のプラグインはそうじゃないんですよ。
プラグインを削除しても他のデータが中に残って、不具合が治らないケースも起こっております。
ですので、キャッシュ系のプラグインを使うときは、重々注意が必要なんです。
必ずプラグインを導入するときは、バックアップは取ってから導入されているとは思いますが、キャッシュ系のプラグインの時は、絶対にバックアップは忘れずにして導入してください。
何かあってからでは取り返しがつきませんので…(^▽^;)
プラグインを導入する際のチェックポイント
ワードプレスで、プラグインを導入するときにチェックして欲しいポイントがあります。
【プラグインの追加】からプラグインを追加するとき、チェックすことは3つです。
インストール数…どれくらいの方が使用しているかを見てください。
※なるべくたくさんの方が使用しているものを使うようにしましょう。
オススメ度…5段階の評価星の数をチェックしてください。
最終更新日…更新されているプラグインは、ずっと活動しているものになりますので、ちゃんと更新されているものを使いましょう。
※古いプラグインはおススメしません。
プラグインは、どれでも好きなのを導入するのではなく、自分のテーマにも使用できるものかというのもしっかり考えて導入するようにしてください。
最後に
今回は、ワードプレスを使っているとよく出てくる「キャッシュ」についての解説をしました。
キャッシュ機能は、かなり内部が複雑ですので、初心者さんはあまり最初からワードプレス高速化を意識してキャッシュ系プラグインの使用をしない方が良いです。
自分が使っているテーマには使えるか、大丈夫かどうかは、しっかり見極めて使う必要があります。
キャッシュ系プラグインの利用は重々気を付けるようにして、あなたのワードプレスがよりよく運用できることを願っています(*^^*)
こちらには、ワードプレスの高速化で使えるプラグインを紹介した記事を書いております。
動画の内容を文章でもご紹介します!