わたしは日々ワードプレスの専門家として発信中なので、いろんなところから相談のメッセージをいただきます。
今回は、わたしがどんな質問に対して、どういったお答えの返し方をしているかなどを事例を交えてお伝えします。
ちなみに、ご相談内容は、WordPressテーマ「THE THOR(ザ・トール)」のトップ表示についてでした。
もし今、「THE THOR(ザ・トール)」を使い始めた初心者さんがいたら、参考になる内容かと思います。
この記事を参考に、ご自身のワードプレスを見直してみてください。
WordPress初心者さんであれば、絶対にオススメのWordPressテーマは、STORK19 (ストーク19)になります。
初心者さんでも、少し作業をするだけで簡単に魅力的なブログにカスタマイズができますよ♪
ご依頼主さんのご相談依頼の経緯
先日、わたしのインスタグラムからWordPressテーマ「THE THOR(ザ・トール)」についての相談のDMメッセージをいただきました。
最初は、ご質問に対して、対処法をお伝えしました。
という感じで最初の相談は、ご本人さんが「記事をみたら解決しました。」と言ってくださっていたんです。
だけど、また後日メッセージがきたので、読むと「ホーム画面が乱れているんです。」という内容。
サイトを見させていただいたら、トップページの画像がちゃんと表示しておらずでした・・・
という感じだったので、前回のエラーも直せていないのかなぁと思ったので、WordPressスポットサポートでお使いのワードプレスの中身をしっかり見させていただくご提案をしました。
WordPressスポットサポートでのご対応
スポットサポートは、単発1回で一つのお悩みを解決するためのサービスになります。
サービス内容は、こちらになります。
今回の件に関しては、サイトの表示を綺麗に直すということで、ご提案させていただきました。
すると、「すぐにでも直したい、見た目の良いサイトにしてくれ」ということでしたので、すぐに作業に入らせていただきました。
WordPressの中身を見て衝撃でした・・・
まずは、ログイン情報を伺い、ワードプレスの中身を見せていただきました。
すると、かなり衝撃を受けました!
何かと言いますと、プラグインがやたら入っているということです。
これはきっとWordPress初心者さんあるあるなのかもですが、ネットで調べた情報を丸っと入れ込んでしまうということです。
ご依頼主さんにも確認をしたのですが・・・
必要!という情報があれば、全部入れてしまってるとおもいます。
これ!!!
絶対にやっちゃいけません。
何でもネット情報だけで、プラグインを入れ込むのは本当にやらないでください。
なぜかと言うと、ワードプレスのテーマには、対応しているプラグインと対応していないプラグインと言うのがあります。
それに、同じ内容のプラグインをいくつも入れるとプラグイン同士がケンカします。
例えば、キャッシュ系のプラグインを導入する場合…WP Super Cache、Quick Cache、WP Widget Cacheなどを全て導入させるみたいなことです。
一つも目的にプラグインは一つで構いません。
それに、テーマによっては、プラグインを導入しないで良いようにテーマに標準装備されていることもあります。
「THE THOR(ザ・トール)」に不要なプラグイン7つ
今回の場合、不要なプラグインがかなりたくさんでしたので、一気に削除しました。
きっと、「THE THOR(ザ・トール)」の使い始めた方は何を導入してはいけないのか分からないと思いますので、こちらの以下のプラグインの導入はやめましょう。
- お問い合わせフォーム設置
- 目次
- SNSシェアボタン
- サイトマップ
- 関連記事
- SEO系
- キャッシュ
こちらについてもう少し詳しく解説していきますね。
お問い合わせフォームを設置のプラグイン
お問い合わせフォームと言えば、代表的なプラグインとして、Contact Form 7やNinjaFormなどです。
THE THOR(ザ・トール)の場合、デフォルト機能でお問い合わせフォームの設置ができますので必要はありません。
投稿や固定ページに目次を設置するためのプラグイン
目次設置プラグインと言えば、Table of Contents PlusやEasy Table of Contentsですが、こちらも必要はありません。
こちらもTHE THOR(ザ・トール)内で、簡単に設定することができますよ♪
SNSシェアボタンを表示させるプラグイン
SNSシェアボタンとは、このようなのです。
SNSシェアボタンの設置も、THE THOR(ザ・トール)では、デフォルト機能で設定することができます。
サイトマップを生成させるプラグイン
サイトマップ設置のプラグインと言えば、PS Auto Sitemapになりますが、THE THOR(ザ・トール)は、サイトマップもデフォルト機能で生成させることができます。
関連記事を表示させるプラグイン
関連記事と言うのは、記事の下の方に表示されているこちらです。
関連記事の表示に関しても、THE THOR(ザ・トール)では、簡単に設定を行うことができるので、こちらも不要なプラグインです。
SEO対策のためのプラグイン
SEO系のプラグイン代表は、All in One SEO Packかなぁと思います。
THE THOR(ザ・トール)は、すでにデフォルトで、SEO対策が施されておりますので、 SEO系のプラグインは不要です。
ちなみに、SEO系プラグインを導入することで、お互いにケンカしちゃうこともあるようなので、お気をつけください。
サイト速度を高速化させるキャッシュ系プラグイン
キャッシュ系のプラグインに関しては注意が必要です。
詳しい内容は、こちらの記事を参考にしてもらえたらと思います。
キャッシュ系のプラグインは、サイト高速化の為に導入しますが、THE THOR(ザ・トール)にはすでに高速化のための設定があります。
むしろ、キャッシュ系プラグインを導入したことで、サイトのスピードが遅くなったと言う事例も出ているそうなので、お気をつけください。
キャッシュ系プラグインの例:WP Super Cache、Quick Cache、WP Widget Cacheなど
「THE THOR(ザ・トール)」公式サイトでも非推奨のプラグインがあります
今、お伝えした7つのプラグインと言うのは、「THE THOR(ザ・トール)」の機能を見て不要といったプラグインになります。
ですが、こちらに紹介するのは、「THE THOR(ザ・トール)」公式マニュアルで、非推奨とされるプラグインになります。
- TinyMCE Advanced
- Jetpack
- SiteGuard WP Plugin
特に、上2つ、TinyMCE Advanced と Jetpack は、ワードプレスの始め方を調べると、どこにでも入れておいた方が良いプラグインとして記載されています。
ですので、ここはかなり注意しておきましょう。
今回ご依頼いただい方の「THE THOR(ザ・トール)」にも、2つともしっかり入っておりました(^_^;)
以上のように「THE THOR(ザ・トール)」には、元々プラグインを追加しないで良いように、標準で装備されているものがたくさんあります。
もしも、現在、「THE THOR(ザ・トール)」を使っている方は、いま一度、プラグインを確認してみてください。
AMP対応するとエラーと画像がおかしくなる
今回のご依頼に関して、おまけでプラグインの整理を行い、次に見たのがAMP設定になります。
AMPに関してもちゃんと知った上で、AMP対応にするかしないかは考えて欲しいと思います。
ですので、AMPに関して何か知らない方はこちらをお読みください。
AMPに関しては、その人その人で必要かどうかは変わりますが、わたしの考えでは、不要です。
特に、「THE THOR(ザ・トール)」のようなアニメーション重視のサイトとかになると、AMP対応させるとアニメーションしなくなったりするんですよね。
それに、ご依頼主さんは、Googleのアドセンス広告を貼っていました。
だったら、尚更いらないのかなぁと思ったので、今回は、AMPは非表示させていただきました。
こうすることで、サイトのトップ画像も、最初のご質問でいただいたAMPエラーも解決というわけです。
今回ご依頼くださった方からは、こんなメッセージをいただきました。
これからも頑張ってブログ運営を行って欲しいと思います♪( ´▽`)
最後に
ワードプレス初心者さんは、いろいろネットの情報を調べながら、作業を行うかと思います。
ここで一番大事なことをお伝えすると、まずはテーマの公式マニュアルをしっかり読むことです。
大体、マニュアルには、詳しい情報が載っています。
だけど、多くの方がマニュアルとなると読みたがりません。
今回の事例も、結構、マニュアルは読まずにネット情報だけを頼りにワードプレスを構築したことだったりが関係していました。
ワードプレスを構築するときは、公式のマニュアルの注意事項などのチェックは忘れずに行いましょうね!!
もしも、あなたのワードプレスでお困りごとがありましたら、わたしのWordPressスポットサポートをご利用ください。
すぐにご相談したい方は、下記のフォームよりお気軽にご相談くださいね♪
「とりあえず、ネット上で、このプラグインは入れておくと良いよ」と書かれたものを導入しませんでしたか?