「AIなら無料。言葉で指示するだけだから、知識がなくても簡単」
最近、そんな発信を見かけることが増えました。
これからWebサイトを作りたい方は、
「わざわざお金をかけてWordPressを作る必要はないの?」
「初心者なら、AIで作るサイトだけで十分?」
と迷いますよね。
結論からいうと、AIサイトとWordPressは、作る目的で選ぶのがおすすめです。
ポートフォリオやリンク集のような、完成させて見せるためのシンプルなサイトならAI。
記事を書き足し、検索から人を集めながら長く育てるサイトならWordPressが向いています。
たしかに、AIを使えば短時間で見栄えのよいWebサイトを作れます。
しかし、AIに作ってもらう場合でも、Webサイトの基本知識が不要になるわけではありません。
正しく動いているのか、安全なのか、あとから修正や移転ができるのか。最終的に判断するのは、サイトを使う人です。
「無料・簡単」という言葉だけで選ぶと、公開したあとに困る可能性があります。
この記事では、「AIサイトとWordPressのどちらを選べばいいの?」と迷っている方に向けて、AIサイト作成のリスクと、それでも私がWordPressをおすすめする理由をお話しします。
ワードプレスについて詳しく知りたい方はこちらから
▶︎ WordPressとは?

AIでWebサイトを作ることは、もう特別ではない

AIを使ったWebサイト作成のいちばん大きな魅力は、やはり早さです。
作りたいサイトの雰囲気や目的を文章で伝えると、AIがレイアウトや文章、色合いなどを提案してくれます。
たとえば、
- 自分のプロフィールを紹介するサイト
- 商品やサービスを紹介する1ページ
- イベントやキャンペーンの案内ページ
- 作品をまとめるポートフォリオ
などは、以前よりずっと気軽に作れるようになりました。
「難しそうだから、私には無理と思っていた方が、自分のサイトを持つきっかけになるのは、とてもよい変化だと思います。
ただ、AIが得意なのは、指示された内容をもとに“今のページを作ること”です。
一方で、サイトを公開したあとには、記事の追加、アクセス解析、SEO対策、問い合わせ対応、商品販売、デザイン変更など、さまざまな作業が出てきます。
最初の1ページを早く作れることと、そのサイトを安全に運営し、何年も育てやすいことは、同じではありません。
ここが、Webサイト作成ツールを選ぶときに見落としやすいポイントです。
「AIなら知識ゼロでも簡単」を、そのまま信じるのは危険

AIに言葉で指示してページを作るだけなら、たしかに難しくありません。
問題は、作ったあとです。
Webサイトを公開し、仕事や集客に使うのであれば、少なくとも次のようなことを考える必要があります。
AIは、もっともらしい見た目やコードを短時間で作ってくれます。
しかし、それが安全で正しいとは限りません。
AIが生成したコードに不具合や古い書き方が含まれていても、Webサイトの知識がなければ気づくことができません。
公開後に表示が崩れたり、フォームからメールが届かなかったりして、初めて問題に気づくこともあります。
また、「無料」と紹介されていても、公開、独自ドメインの接続、アクセス数の増加、データ容量、機能追加などの段階で有料プランが必要になるサービスもあります。
無料で作れることと、無料で運営し続けられることも別です。
サービスが終了したり、利用規約や料金が変わったりする可能性もあります。
作ったサイトを別の場所へ移そうとしても、データを書き出せず、最初から作り直しになるかもしれません。
もちろん、AIでサイトを作ってはいけないわけではありません。
大切なのは、便利さだけではなく、こうしたリスクまで知ったうえで選ぶことです。
AIに任せるにしても、WordPressを使うにしても、Webサイトの基本知識は必要です。
ただ、初心者さんがサイトの仕組みを理解しながら運営するなら、管理画面や投稿機能、テーマ、プラグインなどが整理され、困ったときの情報も多いWordPressのほうが取り組みやすいと私は感じています。
AI時代でもWordPressをおすすめする7つの理由

1.自分のサイトを「資産」として育てやすい
無料ブログや特定のWebサイト作成サービスは、運営会社が用意した場所を借りてサイトを作る形が基本です。
手軽に始められる一方で、サービスの終了や料金プラン、利用規約、機能の変更などの影響を受ける可能性があります。
WordPressは、契約したサーバーに自分でインストールして運営できます。
独自ドメインを使い、記事や画像を自分で管理しながら、長期的に育てていけるのが大きな魅力です。
WordPress公式サイトでも「Own Your Data(自分のデータを所有する)」という特徴が掲げられています。
毎日少しずつ書いた記事が、ある日突然、自分の手から離れてしまうのは悲しいですよね。
時間をかけて育てるブログだからこそ、自分で管理しやすい土台を選んでおくと安心です。
2.記事が増えても整理しやすい
Webサイトを作った直後は、トップページとプロフィール、お問い合わせページくらいで十分かもしれません。
しかしブログを続けていると、記事は10本、50本、100本と増えていきます。
その頃になると必要になるのが、
- カテゴリー分け
- タグの設定
- 関連記事への案内
- 過去記事の修正
- 公開日時の予約
- 複数人での管理
といった機能です。
WordPressは、もともと記事を投稿し、管理し、積み重ねていくことが得意な仕組みです。
AIで作った1枚のきれいなページを、あとからブログ型のサイトへ育てようとすると、思った以上に手間がかかる場合があります。
最初から記事を増やす予定があるなら、投稿を管理しやすいWordPressを選んでおくほうがスムーズです。
3.必要な機能をあとから追加できる
サイトを始めるときに、数年後に必要になる機能まですべて予想するのは難しいものです。
最初はブログだけのつもりでも、続けているうちに、
「メルマガの登録フォームを置きたい」
「人気記事を表示したい」
「商品を販売したい」
「予約を受け付けたい」
と思うかもしれません。
WordPressには、機能を追加できるプラグインや、デザインを変更できるテーマが豊富にあります。
WordPress公式でも、テーマやプラグインによる高い拡張性が特徴として紹介されています。
今は小さなブログでも、活動に合わせて少しずつ形を変えていける。
この「あとから育てられる余白」が、WordPressの強みです。
4.SEOを細かく整えやすい
せっかく記事を書いたなら、検索から必要な人に見つけてもらいたいですよね。
AIサイト作成サービスでも、タイトルや説明文などの基本的なSEO設定ができるものはあります。
ただ、ブログ集客を続けていくと、
- ページごとのタイトルや説明文
- URLの設定
- 内部リンク
- 表示速度
- 構造化データ
- サイトマップ
- インデックスの管理
など、もう少し細かく整えたくなる場面が出てきます。
WordPressは基本的なSEOを意識した設計になっており、さらにテーマやプラグインを使って調整できます。
もちろん、「WordPressを使えば自動的に検索上位になる」という意味ではありません。
読者さんの悩みに答える記事を書くことが、いちばん大切です。
そのうえで、必要なSEO対策を自分で選び、改善しやすい環境があることは、長くブログを運営するときの安心につながります。
5.デザインや導線を細かく改善できる
サイトを運営していると、最初に作ったデザインがずっと正解とは限りません。
アクセスを見ながら、
「このボタンは、もう少し上に置こう」
「この記事を読んだ人には、次にこちらを案内しよう」
「スマホでは、文字をもう少し大きくしよう」
と改善したくなります。
WordPressなら、テーマの設定やブロック、プラグインなどを使い、サイトの目的に合わせて導線を整えられます。
ただきれいなサイトを作るだけではなく、読者さんが迷わず必要な情報へ進めるサイトに育てやすいのです。
ブログからメルマガへ案内したり、商品やサービスを紹介したりしたい方にとって、この自由度は大きなメリットです。
6.困ったときに情報を見つけやすい
WordPressは長く使われているオープンソースの仕組みで、利用者や開発者の大きなコミュニティがあります。
そのため、操作で迷ったときやエラーが出たときに、検索すると解説記事や動画、公式フォーラムなどを見つけやすいです。
AIで作ったサイトの場合、使っているサービス独自の仕様や、AIが生成したコードの内容によっては、どこを直せばよいのかわかりにくいことがあります。
作った直後は簡単でも、トラブルが起きたときに自分では触れない。
そうなると、かえって難しく感じるかもしれません。
WordPressにも学ぶことはありますが、困ったときに頼れる情報が多いのは、初心者さんにとって心強いポイントです。
7.AIとWordPressは、一緒に使える
ここが、いちばんお伝えしたいところです。
「AIでWebサイトを作るか、WordPressを使うか」
どちらか一つを選ぶ必要はありません。
WordPressを土台にして、AIに手伝ってもらうこともできます。
たとえば、AIには、
- サイト構成のアイデアを出してもらう
- プロフィール文の下書きを作ってもらう
- 記事の見出しを考えてもらう
- 読みにくい文章を整えてもらう
- アイキャッチ画像の案を出してもらう
- よくある質問を整理してもらう
といった作業を任せられます。
つまり、WordPressという自分の土台を持ちながら、AIの速さや便利さも取り入れられるのです。
WordPressが家だとしたら、AIは家づくりや模様替えを手伝ってくれる頼もしいアシスタント。
この組み合わせなら、苦手な作業の負担を減らしながら、自分のサイトを長く育てていけます。
AIサイト作成が向いている人・WordPressが向いている人

AIで作るサイトにも、WordPressにも、それぞれ向いている使い方があります。
AIサイト作成が向いている人
私がAIサイト作成と相性がよいと思うのは、完成したあとに頻繁な更新を必要としない、比較的シンプルなサイトです。
たとえば、作品や実績をまとめたポートフォリオ、SNSやサービスへの入口をまとめたリンク集、名刺代わりのプロフィールサイトなどです。
- 作品や実績を見せるポートフォリオを作りたい
- SNSやサービスをまとめたリンク集を作りたい
- 名刺代わりのプロフィールサイトが欲しい
- とにかく早く1ページを公開したい
- 期間限定のイベントページを作りたい
- まずはアイデアを形にして試したい
- ブログ記事を継続して増やす予定がない
- サービス内で用意された機能だけで足りる
載せる情報がある程度決まっていて、ページ数も少ないサイトなら、AIのスピードを生かして短時間で形にできます。
WordPressが向いている人
一方、記事を書き足しながら検索からの入口を増やし、数年かけて育てていくサイトにはWordPressが向いています。
- ブログ記事を積み重ねたい
- Google検索から集客したい
- アフィリエイトや商品販売につなげたい
- メルマガやSNSと導線を作りたい
- 数年かけて自分のメディアを育てたい
- 将来、必要な機能を追加したい
ブログの記事数が増えてくると、カテゴリー、内部リンク、SEO、過去記事の修正、メルマガや商品への導線など、公開後の管理が重要になるからです。
つまり…
ポートフォリオやリンク集のように「完成させて見せる場所」が欲しいならAIサイト。
記事を書いて更新しながら「育てる場所」が欲しいならWordPress。
この違いで考えると、自分に合う方法を選びやすくなります。
どちらか一方をおすすめされたから選ぶのではなく、サイトを作ったあとに何をしたいのかまで考えて選ぶことが大切です。
WordPressは難しそう…と感じる方へ

WordPressがおすすめだと聞いても、
「設定が難しそう」
「私にできるかな」
と不安になる方もいると思います。
たしかにWordPressは、登録したらすぐ文章を書ける無料ブログと比べると、サーバーやドメインの準備が必要です。
ただ、今は多くのレンタルサーバーに、WordPressを簡単に始められる機能があります。
WordPressを作るときに必要なのは、主に次の3つです。

- レンタルサーバー:インターネット上の土地
- 独自ドメイン:サイトの住所
- WordPress:記事やデザインを入れる家
基本的には、レンタルサーバーを契約し、独自ドメインを決めて、WordPressをインストールする流れになります。
「やっぱり難しそう」と感じるかもしれませんが、エックスサーバーのWordPressクイックスタートを利用すれば、サーバーの契約、独自ドメインの取得、WordPressのインストールまでまとめて進められます。
参考:簡単10分!エックスサーバー「WordPressクイックスタート」でブログを開設する方法!パソコン苦手女子も安心してできる保証付き
開設後は、パーマリンクやテーマなどの初期設定を行い、必要なページを作れば、記事を書き始められます。
WordPressを始める準備から、記事を書ける状態にするまでの詳しい手順は、こちらの記事で13ステップに分けて解説しています。
▶︎ ブログの始め方を徹底解説!エックスサーバーでWordPressを作る13ステップ
画像を見ながら順番に進められるので、「何から始めればいいかわからない」という方はこちらを参考にしてくださいね。
デザインや機能は、必要になったときに少しずつ整えていけば大丈夫です。
私自身も、最初からすべてわかっていたわけではありません。
わからないことを一つずつ調べながら、少しずつ自分のサイトを育ててきました。
今はAIにも質問できます。
つまずいた画面や、わからない言葉をAIに説明してもらえば、以前よりWordPressを学ぶハードルはぐっと下がっています。
まとめ|「簡単・無料」だけで選ばず、公開後まで考えよう

AIの進化によって、Webサイトの形を作るハードルは大きく下がりました。
これは、これから自分の発信を始めたい方にとって、うれしい変化です。
ただし、「言葉で指示するだけ」「無料で作れる」という部分だけを見て選ぶのは危険です。
短時間でサイトの形を作れることと、そのサイトが正しく動いているかを判断し、安全に管理しながら、集客や収益化につながる場所へ育てることは別です。
AIに作ってもらうとしても、Webサイトの基本的な知識は必要になります。
その知識を身につけながら初心者さんが運営していくなら、管理の仕組みがわかりやすく、困ったときの情報も多いWordPressは今も安心して選びやすい方法です。
ブログ記事を積み重ねたい。
検索から読者さんに来てもらいたい。
自分の商品やサービスを届けたい。
そんな未来を考えているなら、WordPressは今も頼れる選択肢です。
AIにできることはAIに手伝ってもらいながら、土台にはWordPressを使い、自分の経験や言葉を少しずつ残していく。
半年後、1年後には、その一つひとつの記事が、眠っている間にも必要な人を連れてきてくれるかもしれません。
最初から立派なサイトを作らなくても大丈夫です。
まずは、自分の場所を持つところから始めてみてくださいね。
WordPressブログを始めるならエックスサーバーがおすすめ
WordPressブログを始める際には、エックスサーバーが最適です。
エックスサーバーは高い安定性と高速な表示速度を誇り、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
特に、以下の点が魅力です。
- 簡単なWordPressインストール: 「WordPressクイックスタート」を利用すれば、わずか10分でWordPressブログを開設できます。
- 充実したサポート体制: 24時間365日のサポートがあり、技術的な問題にも迅速に対応してくれます。
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