このような疑問にお答えします。
最近、よく耳にするようになった「Web3(ウェブスリーまたはウェブさん)」という言葉があります。
一体「Web3」とは何?という状態の方がほとんどではないでしょうか。
わたしも、2022年に入ってからやたらと、「Web3」と聞くようになって、ようやく最近、「Web3」のことが分かってきました♪
「Web3(ウェブスリーまたはウェブさん)」とは、「Web3.0」とも呼ばれ、ブロックチェーン技術によって実現されようとしている新しい分散型のインターネット世界のことです。
次世代のインターネット言われていて、2021年後半から、多くの投資家や企業に注目されています。
Googleトレンド(世界中の検索トレンドが分かるシステム)でも「Web3」がかなり注目されていることだと分かります。
では、今回は、今かなり世界中からも注目を集めている「Web3(Web3.0)」について、分かりやすく丁寧に解説していきます。
「Web3」はまだまだ新しい概念ですので、明確な定義は定まっていないとのこと。
この記事を書いている2022年1月末現在、どのように言われているのかをまとめます。
早めに時代の流れに乗りたい、シンプルに「Web3(Web3.0)」が何かを知りたいと思っている方は、最後までお読みくださいね♪
最後にちょっとだけ、わたしが使っているワードプレスは、「Web3(Web3.0)」になったらどうなるの?ということも書いてみたいと思います(^O^)/
YouTube動画でも解説してみました。
Web3(Web3.0)とは?
「Web3(ウェブスリーまたはウェブさん)」とは、「Web3.0」とも呼ばれ、ブロックチェーン技術によって実現されようとしている新しい分散型のインターネット世界のことです。
※ブロックチェーン技術については、後半で解説します。先に知りたい方はこちら。
「Web3」ということなので、「Web2」「Web1」が存在しています。
インターネットは、時代の流れで少しずつ変化しているということなのです。
では、「Web3」を知るために、「Web2」「Web1」が何かも理解しておきましょう!!
Web1(Web1.0)とは?
「Web1(Web1.0)」とは、情報の発信者が発信する情報をユーザーが一方的に受け取るだけのインターネット世界でした。
WWW(=World Wide Web)が普及した1990年から2004年までが「Web1(Web1.0)」の時代と言われます。
個人がウェブサイトを作って情報発信を始めた時代でもあります。
この当時は、htmlを使ったテキストサイトばかりが主体で、画像や動画などのコンテンツはほぼなかったようです。
YahooやGoogleのようなサービスが誕生したのは「Web1(Web1.0)」になります。
Web2(Web2.0)とは?
「Web2(Web2.0)」とは、ユーザーがより気軽にインターネットを使うようになり、SNSを使って個人が自由に発信するようになりました。
日本では「一億総クリエイター時代」という言葉が出てきました。それくらい、個人の発信者が増えた時代です。
まさに、現代のインターネットの状況です。
Twitter・YouTube・Facebook・インスタグラムなどのSNSが普及したのは、「Web2(Web2.0)」です。
中央集権型から権力分散型へ
「Web2(Web2.0)」の時代は、個人が自由に気軽に発信者になれました。
簡単に欲しい情報を手に入れることができて、とても便利になったのですが、ただ「Web2(Web2.0)」は、中央集権的なサービスばかりだというところがありました。
中央集権型とは、提供元である特定のサービスや企業に情報が集まることです。
昨今では、中央集権型システムによって情報が1箇所に集まることに対して、サイバー攻撃やセキュリティリスクがあるとして問題視され始めました。
そこで、出てきたのが「Web3(Web3.0)」の権力分散型システムです。
権力分散型システムには、ブロックチェーン技術が使われています。
ブロックチェーンとは?
ブロックチェーン技術というのは、インターネット上の取引データなどの情報を適切に記録する技術です。
取引履歴などの情報を暗号化し、複数のユーザーの承認を経て取引を認める仕組みになります。
ブロックチェーンの素晴らしいところは、サイバー攻撃やセキュリティリスクがなくなるところです。
その理由は、情報を複数のユーザーで管理するというところになります。
複数のユーザーで情報を管理しているので、情報を書き換えようとしても一気に管理している複数の端末をハッキングしなければならないので、不可能に近いです。
「Web2(Web2.0)」の問題点であった、サイバー攻撃やセキュリティリスクなどの心配を無くしてくれるのがブロックチェーン技術になります。
「Web3(Web3.0)」で、これからインターネットはどうなるの?
結局、概要や仕組みは分かったけど、これからのインターネットはどうなるの?ということが気になりますよね。
わたしもかなり、この部分が気になるところでした。
最近では、「Web3(Web3.0)」を使ったサービスがどんどん増えています。
- IPFS(ストレージ)…P2Pネットワークを利用したクラウドストレージサービス
- Brave(検索ブラウザ)…Brave Softwareが開発したオープンソースのWebブラウザ
- Steemit(ソーシャルネットワーク)…ブロックチェーンのデータベース上で展開するブログ・ソーシャルネットワークサービス
- The Sandbox(ブロックチェーンゲーム)…メタバース上でユーザーが交流したり建物やアイテムを作ったりするブロックチェーンゲーム
など…
分かりやすいように図にしてみました。
今後は、このようなブロックチェーンで守られたサービスを利用することで、情報を守りながらインターネットを使えるようになるわけです。
余談:WordPressって「Web3(Web3.0)」になったらどうなる?
インターネットシステムがどんどん「Web3(Web3.0)」になっていくとしたら、現在わたしが使っているWEBサイト作成ツールのワードプレスはどうなるのかな?と思ったのです。
ということで、ちょっと個人的な見解をまとめていきます。
最近では、もうすでに「Web3(Web3.0)」を使ったブログ作成ツールが出ています。
そのシステムとは、こちら。
HiÐΞ(ハイド)は、暗号資産の投げ銭がもらえるブログサービスということです。
今後のブログサービスにも、どんどんブロックチェーン技術がついてきて、自分が書いた記事がしっかりと自分のモノとして守られる時代になるようです。
そうなると、「ワードプレスのようなシステムって、使わない方がよくなるの?」と思ってしまいます。
ですが、実は、ワードプレスもこれから「Web3(Web3.0)」に対応していく流れなのではないかと思っています。
画像のようなプラグインも出ているようです。
このプラグインは、メタマスク(暗号通貨ウォレット)を使って、ログインの際のセキュリティを高めてくれるというような感じです。
ワードプレスは、「セキュリティに弱い」「ハッカーに狙われやすい」なんて言われていたので、ログインの際のセキュリティが高くなるのは、かなり嬉しいところです。
ただ、これが安全に使えるプラグインなのかどうかが分からないので、まだ使用はしない方がいいかもです。
後は、このようなのも見つけました。
Web3 WP is a community of WP enthusiasts and businesses experimenting with Web3 to introduce the WordPress community to the decentralized future of the internet – Blockchain, dApps, DAOs, NFTs, and Crypto meet GPL. Find our experiments on https://t.co/18byPu7dvx.
— Web3 WP (@web3wp) September 21, 2021
こちらは、Web3WPと言って、ワードプレスに分散型のシステムを取り入れようしているチームなのかと思います。
そのために、Web3WPのNFTを作成して、そこから得た資金で、開発をしているという感じではないでしょうか。
まだちょっと完璧に情報を追えてはいませんが…
ただ、ワードプレスはワードプレスで、「Web3(Web3.0)」に対応をしようとしているのかなぁと感じています。
ですので、このブログ活動については、まだまだワードプレスで頑張っていきたいと思います。
ただ、時代の流れに乗り遅れないように、新しいブログサービスなどの情報はしっかりと追っていきたいです。
まとめ
今回は、今かなり世界中からも注目を集めている「Web3(Web3.0)」について、分かりやすく丁寧に解説しました。
最後におさらいをします。
「Web3(Web3.0)」とは、ブロックチェーン技術によって実現されようとしている新しい分散型のインターネット世界のことです。
今までわたしたちが利用してきたインターネット「Web2(Web2.0)」だと、どうしても情報の取り扱いに対して、セキュリティリスクがありました。
そのリスクを無くしてくれるシステムとして、「Web3(Web3.0)」が誕生したということです。
ですが、まだまだ出始めのシステムなので、色々と不都合も多いようです。
(誰でも参入できる雰囲気じゃない・難しい用語ばかりで理解できないなど…)
これからの時代「Web3(Web3.0)」がますます発展して、わたしたちが気軽に使えるようになる日は来ると思います。
今から、少しずつでも、時代の波に乗り遅れないように、聞きなれない言葉や仕組みに対しての理解をしておくことをおすすめしますよ♪
最近、よく聞くようになった「Web3(Web3.0)」とはなんですか?
今から、ネットはどうなるのでしょうか?