ブログの生徒さんから、よくSEOのことを聞かれるようになりました。
その時にお伝えするのが、SEOで大事なことは、まずはキーワード選定をして、キーワードに対して検索意図に沿った記事を書くようにするということです。
この説明をすると必ず「検索意図って何?」となります。汗
ですので、この記事では、検索意図についてブログ初心者さん向けに詳しく解説をします!!
最初に、検索意図を簡単に説明しておくと、ユーザーが検索エンジンで検索した時にその検索ワードを入力した本当の目的のことです。
ブログにアクセスしてもらって、さらには記事を読んだ人にあなたが望む行動をしてもらうためには、検索意図が重要なのです。
それでは、この記事を読んで、検索意図をしっかり理解し、ブログにアクセスしてもらってあなたが望む結果に繋げていきましょう。
WordPress専門コミュニティ
「MasterPress」の主宰をしています!
そもそもGoogleの検索順位はどうやって決まっている?
まず、検索意図の前にGoogleの検索順位がどうやって決まっているのかを理解して欲しいのでお伝えします。
ここでちゃんと理解しておくと、この先の検索意図の説明がより深く入ってくることと思います。
さらに、検索意図というのがGoogleの検索結果の上位表示に超重要であることが分かっていただけます。
検索順位は、Googleの検索アルゴリズムによって決まっています。
(アルゴリズムは、簡単に言うとやり方とかルールです。)
だけど、アルゴリズムというのは、公開されていないので分かりません。
ただ、アルゴリズムの考え方だけは、Google公式のドキュメント「Google検索の仕組み」にまとめられています。
Google検索の仕組みに書かれていること
Google検索の仕組みには、普段Googleがやっていることについてまとめられています。
中を読んでみると、検索クエリとコンテンツの関連性、コンテンツの質についてが書かれていました。
※クエリとは、ユーザーが検索するときに入力するワードのことです。
では、Google検索の仕組みに書かれているGoogleがやっていることを簡単にお伝えします。
- クエリの意図の解釈
- WEBページの目的の理解
Googleは、クエリの意図とWEBページの目的が合致するものを検索結果に出すようにしているのです。
つまり、Googleで上位表示をさせたいのであれば、検索意図を満たせるコンテンツを作ることが超重要なんです。
ということは、検索意図の解釈ができないと検索意図を満たせるコンテンツが作れませんよね。
では、ここから検索意図について解説します。
検索意図とは?
検索意図は、ユーザーがGoogleやYahoo!などの検索エンジンに「検索ワード(クエリ)」を入れて検索した時の本当の目的のことです。
人が検索エンジンで検索をする時には、何かしらの情報を探しています。
その検索している背景にある「本当の目的とはなんなのか?」が超需要なんです。
例えば、【ホームページ リニューアル】という検索ワード(クエリ)の場合。
単純に、「ホームページを見栄え良くしたい」から情報を探しています。
「ホームページを見栄え良くしたい」の背景は、『ホームページのアクセスを伸ばしたい』とか『ホームページから商品サービスにスムーズに繋げたい』という目的があるのではないでしょうか。
このように、検索ワード(クエリ)だけでは分からないユーザーの望むことが検索意図です。
検索意図は4つのパターンに分類されている
上記はGoogleが提唱する内容で、検索意図は4つのパターンに分類されます。
- Knowクエリ(知りたい)
- Goクエリ(行きたい)
- Doクエリ(したい)
- Buyクエリ(買いたい)
では、詳しく解説します♪
Knowクエリ(知りたい)
Knowクエリは、ユーザーが何かしらの情報を知りたいという意図がある検索ワード(クエリ)です。
- ワードプレスとは
- 世界一高い山
- 猫 性格
- ウィンナーコーヒーとは
など・・・
Knowクエリは、検索しているワードそのもののことを知りたくて答えを探しています。
正しい答えが求められるクエリになるので、間違った情報をアップしないように注意しましょう。
あと、Knowクエリは、「知る」ことが目的なので、コンバージョンからは遠いワードになります。
ですが、求める人が多い検索ワードになりますので、集客するには良いワードです♪
Goクエリ(行きたい)
Goクエリは、特定のサイトにいくことが目的になります。
ですので、サイト名をダイレクトに入力してサイトを表示させたりすることが、これに該当します。
- 楽天市場
- Amazon
- ユニクロ
- ニトリ
- Gmail ログイン
- Apple サポート
- Yahoo!ニュース
- ゆかブログ
など・・・
上記の中で、実店舗があるユニクロやニトリなどは、Googleマップが表示されて近くの店舗が表示されることがあります。
行き方や道順もGoクエリに該当します♪
Goクエリ対策としては、指名検索がほとんどなので、特にサイト名が他と被らなければ、特に何もしなくても自分のサイトが上位に表示されるかと思います。
ただ、店舗がある場合は、道順や移動手段、時間など目的地にたどり着けるようにしておくと良いのではないでしょうか。
Doクエリ(したい)
Doクエリは、ユーザーが何か行動したいという意図を持っている検索ワード(クエリ)です。
- ワードプレス制作 依頼
- 引っ越し 見積もり
- LINE ダウンロード
- A8.net 登録
- パソコン 修理
など・・・
Doクエリは、ユーザーが前のめりで行動したいと検索しているワードになるので、高い成約率が見込めます。
このような高い成約率が見込めるワードは、資金のある企業が広告を出して露出をしていることが多いワードです。
ですので、個人ブロガーが頑張って検索上位を目指そうとしても取りづらいワードです。汗
Buyクエリ(買いたい)
Buyクエリは、ユーザーが商品や特定のモノが欲しいときに調べる検索ワードです。
- iPhone13 口コミ
- WordPress有料テーマ おすすめ
- MacBook 安く買う
- ダイソン 評判
など・・・
Buyクエリは、「商品名+口コミ」「商品名 おすすめ」「商品名+評判」などと検索されることが多いワードです。
そして、Buyクエリは、Doクエリと同じで、特定の行動を起こすことが前提となっているため、高いコンバージョンが期待できます。
BuyクエリとDoクエリに関しては、コンバージョンが高くなるワードなだけに、大手企業がお金を出して広告で上位に表示させようとします。
広告以外でも、ドメインの強いサイトがしっかりとSEO対策をして上位を狙ってくるので、個人が検索上位に上がってくることは難しいです。
ですが、BuyクエリとDoクエリを対策するのであれば、Knowクエリの記事をたくさんアップして、そこからDoクエリ・Buyクエリの記事につなげることです。
以上、4つのパターンがGoogleが提唱する検索意図の分類です。
ちなみに、昔は、4つではなくて、3つに分類されていました。
- Navigational(案内型)・・・Goクエリ
- Informational(情報型)・・・Knowクエリ
- Transactinal(取引型)・・・Doクエリ、Buyクエリ
元々はDoクエリしかなかったのですが、Buyクエリも増やした方が良いということで途中からDoクエリ・Buyクエリというように分けるようになりました。
つまり、DoクエリとBuyクエリは、似たような特徴があるクエリになります。
検索意図のどこに分類されているかが大事
検索意図は4つの分類で分けられていることが分かったら、これからわたしたちが記事を書くときには、自分の書く記事がどの4つの分類のどこに当たるのかを考えることが重要となります。
この検索意図の解釈がきっちりできて、それに対して適切なコンテンツをアップできたら、上位表示は可能なんです!!
ですが、この検索意図の解釈がなかなか難しいのです・・・。
わたしも未だにズレていることがあるので、気をつけないとなぁと思います。汗
検索意図の調べ方
検索意図を調べたい時は以下のことを見ると読み解くことができます。
- 検索結果の上位表示されているサイトをチェック
- 再検索キーワードのチェック
検索結果の上位表示されているサイトをチェック
まずは、検索結果の上位表示されたサイトをチェックして、どんなことが書かれているかの内容を見て、検索意図を読み解くことです。
ですので、これからあなたが記事をアップしようと思っているキーワードを実際に検索エンジンに入力して検索をかけてみてください。
検索結果に表示された上位表示されたサイトは、Googleが評価しているサイトなので、検索意図に沿った記事になっているはずです。
ただ、検索順位を決めるアルゴリズムの要素はたくさんあるので、全部が全部一緒だとは限りませんが、多くのサイトがアップしている内容であれば評価が高いはずです。
再検索キーワードのチェック
次に、再検索ワードに出てくるワードを見て、検索意図を読み解くことです。
再検索ワードというのは、検索エンジンに特定のキーワードを入力して検索をしたときに、検索結果ページの一番下に表示されている「他のキーワード」のことです。
上記の画像は「ダイソン 評判」というキーワードで検索した時の「他のキーワード」です。
この場合は、ダイソンの評判と入力したユーザーさんは、ダイソンを購入しようとしていて、評判が気になっているのです。
他にも、ダイソンを購入しようとしている人は、ダイソンの機種を迷うかもしれないので、「比較」というワードがあります。
他には、失敗したくない人のために、デメリットのようなワードもあります。
これらは、「Buyクエリ」に当たります。
Buyクエリなので、記事としては、
- 商品のメリット・デメリット
- どんな人におすすめか?
- 最終的に購入するとどうなれるのか?
これらをまとめてあげると購入に繋がるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、検索意図についてブログ初心者さん向けに詳しく解説をしました。
おさらいをします!!
- Googleで上位表示をさせたいのであれば、検索意図を満たせるコンテンツを作ることが超重要
- 検索意図を満たすコンテンツは、検索意図の解釈をすること
- 検索意図は、4つのパターンに分類されている
- Knowクエリ(知りたい)
- Goクエリ(行きたい)
- Doクエリ(したい)
- Buyクエリ(買いたい)
- 記事を書くときは、4つの分類の中のどのクエリなのかを意識して書く
これからブログを書く初心者さんは、上記のことをしっかり理解して記事を書くように心がけてくださいね♪
この記事が、これからのあなたのブログの成果につながることを願っています(^O^)/
「ブログ記事を書きたいけど、ワードプレスの使い方が難しすぎる・・・」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、WordPressコミュニティ「MasterPress」を作って、WordPress構築サポートを行なっております。
詳細は以下の画像をクリックしてチェックしてみてください^^
WordPress専門コミュニティ
「MasterPress」の主宰をしています!
今回、この記事では、かかさん(@mizuhiki_KAKA)に作成していただいた図解を記事内に取り入れております。
かかさんが作る図解は、文章だけだと分かりづらい説明を分かりやすくしてくれます。
この記事の図解を見て「かかさんに図解を依頼したい!」という方は、こちらの詳細ページをチェックしてご相談されてみてくださいね♪
> かかさんの図解制作代行サービス