アフィリエイトを始めてしばらく経つと、アフィリエイトリンクのURLが長すぎて見た目が悪いと感じることはありませんか?
例えば、ブログ文章の中にそのまま貼り付けると長いURLがはみ出してデザインが崩れてしまうこともありますよね。
しかもリンクに「affiliate」や数字の羅列が含まれていると、一目で「これアフィリエイトリンクだな」と読者にバレてしまい、クリックを避けられてしまうかもしれません。
こうした理由から、「URL短縮サービス」を使ってリンクを短くキレイにしたいと考える人も多いでしょう。
見た目がスッキリするし、クリック率も上がるかも? そんな期待を持って、短縮URLの使い方を調べている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、アフィリエイトリンクに短縮URLを使いたくなる理由、主要ASPの対応状況、短縮URLのリスク、そして代替手段までを詳しく説明します。
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アフィリエイトリンクを短縮URLにしたい理由
アフィリエイトリンクを短縮URLにしたくなる理由には、次のようなものがあります。
リンクが長くてかっこ悪い
アフィリエイトリンクは追跡用のパラメータが付いて長い文字列になります。
そのまま表示すると見栄えが悪く、記事のデザインを損ねる原因に。
短縮URLなら文字数が短くなり見た目もスッキリします。
アフィリエイトリンクと悟られたくない
「&affiliate=id=…」のような文字列が入っているとユーザーにアフィリエイト広告だと分かってしまいます。
短縮URLに変換すれば一見ただのリンクに見えるので、読者の警戒心を和らげクリックしてもらいやすくなるかもしれない、と考える人もいます。
SNSで文字数を節約したい
Twitter(現X)など文字数制限のあるSNSでは、長いURLを貼ると投稿の文字数を圧迫しそうですよね。
短縮URLなら短い文字数で済むので、投稿枠を有効に使えるように感じます。
また、SNSの投稿画面上でも短いURLの方が見やすいです。
クリック数の計測や共有のしやすさ
短縮URLサービス(bit.lyなど)にはクリック数を計測する機能があるものもあります。
リンクの反応を手軽に知りたい時や、人に口頭や紙でURLを伝える際にも短い方が便利だと考えられます。
このように、一見メリットが多そうな短縮URLですが、本当に使って大丈夫なのでしょうか?
実は、アフィリエイトにおいては注意しなければならないポイントがいくつかあります。
次の章では、主要なASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)の短縮URL対応状況を見てみましょう。
ASPごとの短縮URL対応状況
アフィリエイトリンクの取り扱いはASPごとに規約が異なります。
実は多くのASPではアフィリエイトリンクの短縮URL利用が推奨されていません。
以下に、主要なASPの短縮URL対応状況を簡潔にまとめました。
ASP名(サービス) | 短縮URL利用の対応状況・規約 |
---|---|
A8.net | 利用NG。 広告コードの改変禁止規約あり(短縮はコード改変と見なされる)。 参照:メディア会員としての禁止行為 |
バリューコマース | 利用NG。 短縮URLの使用自体を明確に禁止。 参照:広告コードを改変する |
アクセストレード | 利用NG。 広告コード改変禁止(短縮はコード改変と見なされる)。 参照:パートナー禁止事項 |
afb(アフィリエイトB) | 利用NG。 広告コード改変禁止(短縮はコード改変と見なされる)。 参照:afbパートナー様の禁止事項 |
Amazonアソシエイト | 条件付きOK。 外部の短縮サービス利用は禁止だが、公式の amzn.to 短縮リンク機能あり。 |
楽天アフィリエイト | 条件付きOK。 外部サービス利用は禁止だが、公式に a.r10.to で始まる短縮リンクを発行可能。公式短縮の有効期限は長め(約10年)。 |
DMMアフィリエイト | 利用OK(※) 現在の規約では外部短縮サービス利用可。ただし自己責任で、動作保証なし。 参照:短縮URLを使用してもいいですか? |
ご覧のように、Amazonや楽天など一部を除き、基本的にASPは短縮URLの使用を認めていません。
多くのASPで「広告リンクコードの改変は禁止」と規約に明記されており、リンクを短縮サービスで変えることはコードを改変する行為にあたるとみなされます。
そのため、勝手に短縮URLにしてしまうと成果が正しく計測されなかったり、最悪の場合アフィリエイト成果が非承認になるリスクがあります。
特に外部の短縮サービス(bit.lyやGoogleの短縮URLなど)を経由したリンクはNGと考えておきましょう。
例えばバリューコマースでは「URL短縮サービス等で短縮したリンクの使用は禁止」とはっきり規定されています。
では、短縮URLを使うことによる具体的なリスクを次で確認してみます。
アフィリエイトリンクを短縮URLにするリスク
短縮URLを使用すると、以下のようなリスクやデメリットがあります。
ASPから成果が承認されない
前述のとおり、多くのASPはリンク改変を禁止しています。
短縮URLを使うと広告主やASP側で正常に追跡できず、「不正なリンク」と判断されて成果が非承認になったり、場合によっては提携解除・強制退会など厳しい処分を受ける可能性もあります。
リンク切れや表示遅延のリスク
短縮URLは一度別のサーバー(短縮サービス)を経由してリダイレクトするため、通常のリンクよりページ遷移に時間がかかります。
サーバーが重い時や短縮サービス側に不具合があると、リンク先に飛べずエラー(404エラー)になることも。
また、短縮サービス自体が終了したりURLの有効期限が切れると、一斉にリンク切れになってしまうリスクもあります。
ユーザーの不信感
最近ではSNS上のスパムやフィッシング対策で、見慣れない短縮URLに警戒するユーザーも増えています。
「クリックしたらどこに飛ぶかわからない」と不安に思われてしまい、かえってクリック率が下がる可能性も否めません。
特にアフィリエイトリンクであることを隠そうとして短縮URLにしていると、後から「広告だったのか」と分かった時に読者の信頼を損ねてしまいます。
「PR」表記との矛盾
現在、ステルスマーケティング防止の観点からブログやSNSでアフィリエイトであることを示す「PR」や「広告」表記の徹底が求められています。
リンクを短縮してアフィリエイトだとバレないようにする手法は、時代に合わなくなっています。 ユーザーにとって有益な情報を提供しつつ、堂々と「PR」と示した上で信頼を得る運営が望ましいでしょう。
このようにデメリットを整理すると、短縮URLを無理に使う必要性は実はあまりないことが分かりますよね。
それでも「でもやっぱりリンクが長いのは気になる…」という場合は、次に紹介する短縮URLの代替手段を検討してみてください。
短縮URLの代替手段
短縮URLを使わなくても、リンクの見た目や扱いを改善する方法はいくつかあります。
状況に応じて以下の代替手段を活用しましょう。
SNSではそのまま貼る
Twitter(X)、Instagram、YouTubeなど主要なSNSでは、投稿に長いURLを貼り付けても自動で省略表示されたり、カード形式で表示されたりします。
たとえURLが長くても画面上は短く整形されるので、見た目の心配は不要です。
また、Twitter(X)ではURLの長さに関係なく投稿内で固定の文字数(短縮された文字数)としてカウントされるため、文字数制限を圧迫することもありません。
SNSにアフィリエイトリンクを載せる場合でも、わざわざ自分で短縮しなくてもプラットフォーム側でうまく処理してくれます。
テキストに埋め込んでリンクテキストを工夫
ブログ記事内であれば、無理にURL文字列を見せる必要はありません。
アンカーテキスト(リンクの説明文)に埋め込んでしまえば、読者にはリンクテキストしか見えません。
例えば「詳しい商品情報はこちら👉」といったテキストにリンクを設定すれば、URLの長さは関係なくスマートに見せることができます。
リンク先URLを直接表示しないだけでも、見た目のゴチャゴチャ感は解消されます。
WordPressプラグイン「Pretty Links」の活用
どうしても自分のサイト内でリンクを短く管理したい場合は、WordPressをお使いであれば「Pretty Links」などのプラグインを検討してください。
Pretty Linksを使うと、自分のブログのドメインを使った短縮URL(例:yourdomain.com/商品名
など)を作成し、元の長いアフィリエイトリンクへリダイレクトできます。
見た目がスッキリするだけでなく、リンクのクリック数を把握する機能もあり便利です。
ただしこの方法も内部的にはリダイレクトであり、ASPによってはポリシー上グレーな場合もあります。利用する際は自己責任で、ASPの規約に反しない範囲で活用しましょう。
ASP公式の短縮リンク機能
前述の通り、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトでは公式に短縮URLを発行できます。
これらを利用すればASP非公認の外部サービスを使うより安全です。
どうしてもリンクを短くしたい場合は、ASP側が提供する公式短縮リンクを使うようにしましょう。
公式機能なので追跡漏れの心配も少なく、規約違反にもなりません。
まとめ:アフィリエイトリンクを短縮URLに変換するのはおすすめしない
今回は、アフィリエイト初心者〜中級者の方で、短縮URLの活用を検討していた方に向けてポイントを整理しました。
結論として、通常はアフィリエイトリンクを短縮URLに変換するのはおすすめできません。
規約違反のリスクやユーザー体験の面でデメリットが大きいからです。
幸いにも、最近のSNSやブログ運用テクニックによって長いURLが邪魔になる場面は減っています。
記事内ではテキストリンクで自然に見せ、SNSではプラットフォーム任せでOKです。「見た目のためだけ」に無理に短縮URLに頼る必要性はほぼ無いと言えるでしょう。
それでも「どうしても短いURLを使いたい!」という場合は、ASP公式が提供する短縮URLを利用してください。
Amazonや楽天など公式のもの以外は極力避け、自己判断で短縮リンクを使うのはリスクが伴うことを忘れないでください。
読者の信頼を第一に、正攻法でアフィリエイト運用をしていく方が長期的にはプラスになります。
長いURLとも上手に付き合いつつ、健全なアフィリエイト活動を心がけましょう。
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