「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」という本をオーディブルで耳読書しました。
この本は、過去に40万部を売り上げた「エッセンシャル思考」の著者グレッグマキューン氏が書いた本になります。
参考:エッセンシャル思考とはどういう意味?大事なことを見極め集中する思考
「エフォートレス思考」は、過去作「エッセンシャル思考」の続編的な本になります。
最近、こんなふうに感じたことはないだろうか。
・目標に向かって努力しているのに、なぜかうまくいかない
・走っても走っても、ゴールに近づかない
・やりたいことがあるのに、エネルギーが足りない
・いったいどうして、何もかもこんなに大変なんだ?成功するためには不断の努力が必要だ――そう信じて、
私たちは今まで頑張ってきた。
最高の成果を上げるために必死で働き、
脳と体を酷使する。
疲れていなければ頑張りが足りないのだと思って、
いつも限界まで自分を追い込む。
ところが、努力の結果は、思うようには返ってこない。
頑張れば頑張るほど、前に進むのが難しくなる。
2倍働いているのに、気づけば半分しか進んでいない。本当は、何もかもがそんなに大変である必要はない。
頑張ってもうまくいかないなら、別の道を探したほうがいい。エッセンシャル思考は「何を」やるかを教えてくれた。
エフォートレス思考は「どのように」やるかを極める技術だ。いちばん重要なことを、いちばん簡単なやり方でやる。
そうすれば、余裕で思い通りの成果が出せる。エフォートレス思考を読めば、
・「我慢」が「楽しい」に変わる
・最適なペースを見つけられる
・複雑なプロセスが驚くほどシンプルになる
・一度の意思決定で、未来の無数の選択を省略できる
・さまざまな問題を未然に防げる
・人づきあいのストレスが減る
・その他、人生のあらゆる面に応用できるエフォートレス思考は、怠惰なやり方ではない。
Amazon商品ページより引用
スマートで正しい生き方だ。
わたしは、この「エフォートレス思考」をとにかく毎日毎日聴きました。
毎日オーディブルで勉強してます🎧
— ゆか | WordPress専門家👩💻 (@yu_ka2018) December 14, 2021
今は、これ👇 pic.twitter.com/uZhwCErRuS
というわけで、今回は、「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」の個人的感想やこの本を読むべきオススメの人をまとめます。
本が気になってはいるけど、読もうかどうか迷っている方の参考になると嬉しいです。
目次は読みたいところをタップして飛べるよ♪
エフォートレス思考とは?
「エフォートレス」とは、2014年頃から流行りのファッションスタイルで使われている造語になります。
effort(エフォート)には、努力という意味があり、less(レス)はより少ないとかの意味があります。
ですので、エフォートレスは、肩の力を抜いた程よいカジュアルスタイルのファッションのことを呼ぶときに使うそうです。
「エフォートレス」にはそういった言葉の意味があります。
つまり、グレッグ・マキューン氏の書かれた著書「エフォートレス思考」というのは、「努力を最少化して成果を最大にする」思考ということなんです。
「エフォートレス思考」はこんな人にオススメ
エフォートレス思考を読んでほしい人をご紹介します。
それは、常に頑張りすぎな「頑張り屋さん」です。
現代人は、とにかく頑張りすぎている人が多いですよね。
特に日本人は、外国の方からすると「よく働く」と言われます。
それに、「努力する人が素晴らしい」みたいなイメージも強くて、努力をしていないと冷ややかな目で見られることもあります。
そんな世の中だから、自分の限界を超えた努力をしようとするんです。
本書の途中では、「しっかり睡眠を取ること」というお話も出てきます。
睡眠時間を減らしてまで、時間を作らないといけなくなるというのは、それは逆に生産性を落とします。
ちゃんと睡眠は必要なだけ取って、頑張りすぎずゴールを目指せるように思考を変えていきましょう。
エフォートレス思考の感想
ここからは、「エフォートレス思考」を読んで、印象に残ったところをわたしの個人的感想と共にまとめていきます。
「エッセンシャル思考」だけではうまくいかない
ちょっとだけ前作の「エッセンシャル思考」にも触れさせていただきます。
「エッセンシャル思考」は、「99%の無駄を捨て1%に集中する」という思考法のお話でした。
とにかく今自分がやるべきことを最優先に取り組むことが成功への近道であるということをまとめられた本が「エッセンシャル思考」になります。
ただ、今作の「エフォートレス思考」の冒頭では、エッセンシャル思考で本質的なことに絞り込んだとしても、タスクに押しつぶされそうになってしまった経験を書かれていました。
エッセンシャル思考で取り組んでいたにもかかわらず「重荷は、もはや支えられる量を超えていた」と著者は書かれていました。
これは、多くの現代人の抱える悩みなのかもしれません。
「エフォートレス思考」を手に入れる
自分がやるべきタスクや目標があった時、「努力をしないといけない」という事実は変わらないと思います。
なので、「エフォートレス」にこのタスクや目標を捉えることが大事なんです。
エフォートレスとは、肩の力を抜くということなので、タスクや目標を取り組むときに、全力で取り組まないことが大事になります。
どうしても、何かタスクや目標が目の前にあった時は、人は全力で取り組むと思います。
だけど、常に全力っていうのは疲れませんか?
成果をスムーズに出すためには、力を抜けるように根本的なやり方を押さえておくことが大事なんです。
例えば、バスケットボールのプロ選手は、ゴールを決めるとき、ゴール前でガチガチに肩の力を入れてゴールを打ちますか?おそらく、ゴール前は、肩の力を抜いてリラックスさせてボールを投げると思います。
このように、ちゃんと決めるべきところで力を抜けるように、「日々、根本的なことを抑える努力をしよう」ってことなんです。
ストームトルーパー効果:捨てるに捨てられない目標
途中、本で出てきた「ストームトルーパー効果」というのがあるのですが、まさにこの話には「ハッ」とさせられました。
「ストームトルーパー効果」というのは、スターウォーズに出てくる脇役のキャラ「ストームトルーパー」からきた名前になります。
「ストームトルーパー」は、かなりのやられ役です。
ですので「ストームトルーパー」はスターウォーズのお話の中で、特に重要なポジションではありませんよね?
ストームトルーパー効果というのは、「あまり重要でないやられ役・雑魚キャラは、ストーリー上重要なキャラクターとの戦闘では役に立たない」という意味があります。
では、「エフォートレス思考」でストームトルーパー効果のことを言うと、「人は、捨てるに捨てられない目標に捕われることが多いけどその目標を捨てたところで何の影響もない」ってことです。
なーんか、こういうの身に覚えないですか?
この話を聞いた時、わたしの40年ほどの人生を軽く振り返ってみました。
そしたら、目標にしてはみたものの達成させても特に何も状況は変わらずで「何の意味があったの?」と疑問に思うことがたくさんあったことに気づきました。
人は知らず知らずのうちになんとなく思いついた目標に対して「絶対に達成させなければいけない」と捕われてしまい無駄にタスクを増やしてアワアワしてることが多いんです。
ですので、定期的に自分が決めた目標や捕われているタスクは見直してみることをオススメします。
わたしも今後、月末や月初に一度自分がやろうとしていることやタスクを拾い出して、見直しをしてから進んでいこうと思います。
こういう無駄な努力をなくすというのが「エフォートレス思考」なんです。
めっちゃ大事なことですよね。
「エフォートレス思考」にするためには?
結論、「エフォートレス思考」を最後まで読んでみて、「わたしはこれからどうしたら良いのか?」と考えてみたのです。
「エフォートレス」に作業するためには、基本的なことができるようになっていないということなんですよね。
ですので、基本的なところの見直しをして、まずは、大事なところを「エッセンシャル思考」で取り組むことだなぁと思いました。
やっぱりゴール前で肩の力を抜いて、いつも通りのフォームでボールを投げるみたいなことは、何度も何度も繰り返し行ったからこそできることなんです。
つまりは、自分のホントに必要なことを何度も何度も身体に染み込ませることができたら、「エフォートレス」でサクサクと目標達成できるのだろうなぁと思いました。
自分なりに肩の力を抜けるポイントは違うと思います。
ちなみに、わたしがやっているこのブログなどの情報発信で「エフォートレス」になるには、ライティング力の向上だと思います。
ブログや各メディアで発信する業種は、とにかくライティングが「エフォートレス」でできれば、なんでもサクサクこなせるのではないでしょうか。
もし、今、ブログやSNSなどの発信でビジネスをやりたいと思っている方は、ライティングを磨くことをオススメします。
ライティングを磨きたい方は、わたしが以前読んだ本「売れる文章術」もチェックしてみてください。
まとめ:「エフォートレス思考」をオーディブルで耳読書した感想
今回は、「エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する」の個人的感想やこの本を読むべきオススメの人をまとめてみました。
おさらいすると、「エフォートレス思考」を読んでほしい方は、ズバリ!
「頑張り屋さん」
そして、感想としては、努力のやり方を考え直す良いきっかけになりました。
そして、捨ててはいけないと思っている目標はないか、タスクの見直しをすることは、「なるべく努力をしないで結果につなげるために大事だ」ということです。
「エフォートレス思考」は、自分のことをしっかり労うことができる考え方です。
これはまさに、忙しい現代人には必要な考え方ではないでしょうか。
今回、わたしがお伝えしたのはホンの一部のことです。
ですので、少しでも「エフォートレスト思考」良いなとか、興味あるな、と思ってくれた方は、本を読んでみてくださいね♪
※ゆっくり本を読む時間がない方には本を代わりに読んでくれる「audible(オーディブル)」を使うと良いですよ♪
料理の合間や移動時間に本が読める(聴ける)のは最高です♪